ブックオフでマナブ

バーコードが産んだ利益と失った感動

 

どんな仕事も
研究やデーターの積み重ねで、誰でも簡単にできる仕事の種類が増えてきました。

オフくん
オフくん
入ったばかりのアルバイトスタッフにも、難しそうな業務をやらせている職場が増えていますよね。

 

バーコードの利便性と無感動

 

食品売り場のスーパーマーケットで
バーコードを読み取りすれば商品の名前も価格も表示されるのは
当たり前になっている時代。

そのおかげで従業員は細かい内容なんか全くわからなくても販売できるようになりました。

バーコードのおかげで業務はスピーディーになっていき、間違いも少なくなった半面
それぞれの商品知識は薄く浅くても
仕事が出来てしまうのが「無感動」を産んでいる気がします。

リアル店舗の楽しみ

 

ネットショップで簡単に買い物できるようになった今、考えることがあります。

確かにワンクリックで翌日には欲しい物が自宅に配送されている魔法のような毎日。
めちゃめちゃ便利に利用させてもらっていて、利便性は感じていますが
ものを大事にしたり、手に入れた感動を味わう気持ちは
かなり希薄になりました。

 

子供のころ、
田舎の爺ちゃんちに行くと、ばあちゃんが一緒に買い物に行くのを楽しみに待っていました。

買い物かごを手に、二人で歩いて山を超えて「たまご」を買いに行くんです。
ホントにひと山超えるんです(笑)
坂道の上り下りは年寄りと小さい子供にはかなりハードでした。

 

自分が普段暮らしている町にはスーパーマーケットがあったし、
卵なんて特売商品になってましたから
当時でもかなりの生活利便性の格差はあったと思います。

今ではとても想像できないくらいアナログの田舎ぐらし。

でも、歩いて山を越えて買ってきた「たまご」がとても大事に味わえた思い出です。

 

 

以前は 町の本屋さんで、本の内容まで詳しく知っている人もかなりいましたし、

DVDを買いに行けば、
ネタバレ寸前の商品手がきPOP が付いているお店も少なくありませんでした。

 

ブランド品も、
素材や造り、ブランドの歴史、知名度やステータスを
めちゃくちゃ詳しく説明してくれる店員さんが居たりするから、

いつか絶対手に入れてやる!みたいな あこがれがあったりしたわけです。

 

レジで会計をするときに、
「あー!、これすごくいいんですよね~!」とひとこと言われただけで、

「この買い物 間違ってなかった!」と、ものすごくいい買い物をした気分になれたり、

 

「なかなか手に入らない物なんですよ。」と言われて、
「めちゃレアなんだ!ラッキー!大事にしよう」と思ったりしたものです。
(単純か!?(笑))

 

そんな店頭の接客が、同じものでも「思い入れ」が産まれて、
大事にする気持ちや手に入れた満足感をじっくり味わえたんだと思います。

 

店員の心得

 

人それぞれ手に入れたきっかけは違っても、
「これ売ったら いくらになるんだろう?」とワクワクした気持ちで売りに来てくれるわけです。

少なくともお客様が持ってきた品物に対して、
知識は無くても興味を持てる人が買取査定をしてくれていないと、
価値を知ってもらいたいと思って品物を運んできたお客様はがっかりするでしょう。

 

自分が手に入れたときのいきさつや深い思い出、頑張って貯めたお金で買ったもの、
個体数の少ない貴重な品物などの思い入れをわざわざ運んできたのに

全く興味を持ってもらえないどころか、ぞんざいに扱われたら
二度とリアル店舗の価値に気づいてくれることはないんじゃないでしょうか?

 

売る時も買い取る時も、品物に興味があれば丁寧に扱うでしょうし、
「ぁ、これはみんなが欲しがって、再販待ちしたやつだ!」
とか、手に入れる人の気持ちも 少しはわかる気がします。

 

ワンちゃん
ワンちゃん
誰かと会話をして、買い物が盛り上がって楽しくなることってあるもんね。

 

 

担当商材に必要な 最低限の興味を持とう

 

数日で詳しくなれるほど、人間の脳は機械的ではありません。
初めての品物に出会う度にくりかえし調べて 積み重なっていくものが
知識になっていくのは、 頭が良い・悪いには関係ありません。

興味があると 誰かに頼まれなくても夢中で知りたいと思うし、
勝手に知りたくて調べている訳ですから、苦労も特に感じなくて済みます。

そう、
好きなことだったら何の苦労も感じないでスペシャリストになってしまうわけです。
知っていること自体が満足だったり、誰かの役に立てることになるわけですよね。

 

半面

たいして興味がなくたって、なんでもググれば調べられるし、
誰でも簡単に扱える機械の精度は日々向上しているし、
その場その場で対応もできる時代になりました。

レシピ道理に作り進んでいけば、
ど素人でもクックパッドに出てくるような料理くらい作れてしまえるマニュアルがあったり、

興味が無くてもそれなりに形になる感じです。

 

 

でも欲を言えばもう一歩踏み込んで仕事をすれば、
もっと面白い仕事になるのになぁと思う人がたくさんいます。

 

調べなくてもサクサク仕事をこなしていく姿は
やっぱり圧巻「かっこいい」ですし、
効率もよくて結果生産性も上がります。

 

わずかな時間で検索できる時代でも、
聞いたらすぐに答えられる人がそばにいるだけで、
どれだけ全体のショートカットができるかわかりません。

 

たった一つの事だけでも
誰にも負けないくらい調べ上げたら、めっちゃ詳しくなれるわけで、
毎日に役立つ情報ではなくても、
お客様にもスタッフ同士でも「信頼」される基盤ってそういうところにあるんじゃないかなぁっておもいます。

  • 鉄道模型の事なら自信があるよ
  • アイドルの事ならまかせて!
  • 世界のサッカーチームなら大体知ってるよ
  • adidasの靴なら何でも聞いて!
  • 時計の電池交換くらいならお安い御用

 

自分が自信を持てることが一つでもあるだけで、
職場を「居心地がいい」環境にすることができます。

ABOUT ME
sugizero
主婦として働き始めて20年。まだまだパート・アルバイトから学ぶことはたくさんあります。 マナーもニーズも高速で変化していく時代でも、「働くことで手に入れる学び」があることを日夜楽しんでいます。